先日新聞で認知症に関する記事を目にしました。
認知症患者の「介護拒否」と言う言葉が使われるが、
決して「拒否」ではない・・・といった記事。
認知症を発症し見当識障害が発現すると、
その人にとって自分のいる場所、まわりの人、時間、季節・・・
何も分からなくなります。
そのような方に介護スタッフが「お風呂に入りましょう」と声を掛けて
「入らない!」
と言うなら、それは拒否ではなく当然の事。
なぜならその人にとって街を歩いていて突然知らない人に
「お風呂に入りましょう」と言われているようなものなのだから。
それって想像したらとても怖いことですよね・・・
色々と忘れて行くことに不安を感じている利用者様が少なからずおります。
日々接していると、そんな不安を口にする利用者様に「またか・・・」
と思ってしまう事も多々ありますが、
少しでもそんな不安を取り除いて差し上げられるようなケアをしなくては!
と反省です。。。
櫻田♪